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ローブ・ア・ラ・フランセーズについて
Robe A La Franneaise

1700年頃~フランス革命の起こる1800年頃までヨーロッパの姫や貴婦人たちが着ていたドレスです
ちょうどマリーアントワネットが生きた時代です
ローブ・ア・ラ・フランセーズ最大の特徴は締まった腰、左右にのみ張り出したスカートと背中のタック・豪華な三角の胸当て(ストマッカー)です

大きな模様のある布地を使う場合は左右の柄が対象になるように柄合わせをし、ソデなど布をつぐ時も柄が途切れないように必ず柄合わせをしてありました
そのため、布量は半端無く必要でした

ドレスは、ローブ・ストマッカー(ピエスデストマ)・ペチコートスカートで構成され
中にシュミーズ・ステイズ(コルセット)偽の腰(パニエ)を着用していました
驚くことにストマッカー(胸当て)の多くは着用のたびに糸で縫いつけていました
そのため、着用には数人の手が必要であり、相当なお姫様たちしか着る事が出来ませんでした
フランス革命が近付く頃には宮廷服だったようで、少しずつモスリンのエンパイアドレスように綿の楽なドレスが主流になっていきます

簡単に 完成までと 細部を載せていますので ご覧下さい


ペチコートスカート(トワル)
ペチコートスカート(トワル)

偽の腰を付けて履いています

トワルを組んだところ
トワルを組んだところ

仮の布の状態です
フリルをつける前
フリルをつける前
完成間近です
ローブ・ア・ラ・フランセーズ完成
ローブ・ア・ラ・フランセーズ完成

まさに お姫様ですね
華やかさの中にも品があり堂々とした貫禄もありますね
ラインが美しいです

フリルはピンキングバサミで切りっぱなしにしてある事が多いのも特徴です
バックスタイル
バックスタイル

背中のタックはこのようになっています
ソデのフリルはウデやスカートラインに沿うような形です
タック(ひだ・ヴァト プリーツ)
タック(ひだ・ヴァト プリーツ)

タックは見えない奥にも何層も折り込まれていて、歩くとこのように見えます
模様のある布の場合左右の柄合わせをするので、相当な布の量が必要になります
糸でプリーツが美しく保たれるように留めて有りますが、留め方は縫製者によって様々です
中には留めていないものも有ります
また、プリーツの巾の取り方も様々です(左右は対象)
タックとスソ ・ 当時のスタイル
タックとスソ ・ 当時のスタイル

タックを何層にも折り込んでいるのでスソが このように広がります

ローブ・ア・ラ・フランセーズを着用するときには 他に、かつら・帽子やヘッドドレス・チョーカーやジュエリー・扇(せんす)・ストッキング・ガーター(靴下留め)・靴・が必要で、ネッカチーフやエプロンをつけたり、白化粧にほくろを描いたり香水を付けました。
ハンカチは偽の腰や 腰の中に忍ばせたポシェットにしまいました。
懐中時計はアウトポケットをドレスに作って忍ばせる場合もあったそうです
散歩の時にはパラソルや長いステッキを持ちました